三國屋ホームページにお越しいただき誠にありがとうございます。
弊社は、大正8年、福島県平市(現:いわき市)で、当時学校の先生をしていた初代(祖父:虎三郎)が、食品卸売業ならびに鯉のぼり・絵のぼり製造業を営業の二本柱として創業いたしました。
時は太平洋戦争の最中、弊社は塩引き鮭などの塩干食品の戦時配給を担っており、鯉のぼり製造業をやめて生きる糧である食品に専念することに舵をきりました。
戦後復員した二代目(父:忠也)は、荒廃した世相を鑑み「現金は信用」の理念で、連日6時間かけて蒸気機関車に乗り、東京築地市場に買い付けに行きました。届いた商品は飛ぶように売れ、高度経済成長期を経て、弊社の経営理念である「現金問屋」の礎を築きました。
三國屋(カネキチミクニヤ)の由来は、買い手よし・造り手よし・売り手よしの「三國吉」からきております。お客様・メーカー様・そして弊社がそれぞれの立場で良かったと思えることを基本と考えております。
お蔭様をもちまして創業百余年になりますが、2011年の東日本大震災と原発事故の影響を乗り越え、ドイツ「モーゼルワイン」の直輸入、楽天・アマゾン通販など、新規事業にも邁進しております。
皆様と未来永劫、三國吉の関係でお付き合い頂けますよう願いまして、社長挨拶とさせていただきます。
株式会社三國屋 代表取締役 髙野達也
釣りの最中の二代目